更新してないので・・・・・。 SS「御伽噺の先」

諸事情により、お出かけできないので(汗)。
本当は今日紙を買いに行きたかったんだけど・・・・・・・。
色々見たら、結構書きかけたくさんあった(笑)。
で、まあ、ここにUP出来るくらい書き進めてあるものがあったので。
里円様のところの乙女とか、プレゼント用はUPできませんし(当たり前です)
本文で書くはずてまだ書かれていない設定
無印終了後。まだ種デスの戦争始まる前。
女の子アスラン。
イザアス←キラ
でも、アスランはジェネシス内で死亡(え?)。




「カガリ、やっぱりまずいよ。そんなに親しくないし」
「何を言っている! ディアッカが言っていたじゃないか。アイツは義理がたいと。今はアイツしか頼る伝が無いんだ」
エアカーの中で、眉をひそめるキラにカガリは唇を噛んだ。
クライン派といっても今は既にシーゲル・クラインの名がハト派の代名詞になっているだけで、ラクスといえど今は芸能関係にはなんとか顔は効くが議会には伝はない。
停戦時に二言三言言葉を交わしただけの自分達にあってくれるかもわからないが、カガリの知っている中で、プラントの議会に顔が利く者はあのイザーク・ジュールしかいないのだ。
オーブで自分の主張する独立路線を訴えるにはプラントという確かな後ろ盾が欲しい。
自分にはプラントが付いているというほかの首長たちへの圧力が。
「アスランが生きていたら、簡単だったけどね」
その言葉にぼんやりと車窓をみるキラに視線を移す。
そうだ。
確かにアスランが生きていれば、こんな時のアドバイスもしてくれるだろうし、イザーク・ジュールだけではなく、もっと他の議員にも伝があっただろう。
いや、アスラン・ザラの名前で向こうからよってくることもあったはずだ。
プラントで今も絶大な支持を得ているラクスは、反比例するかのごとく政府中枢にはまったくと言っていいほど支持者はいない。
公にはデータ紛失として公表されていないが、ラクスの今の知名度を作り上げ支援し、支持したザフトからエターナルとフリーダムを強奪し、父親までも見捨てあっさりと裏切る倫理観がない少女というのが事実を知る議員たちの認識だ。
信用して裏切られるリスクを負いたくないのか、ラクスの名でコンタクトを取ろうと連絡したプラントの力のあるものはみんな返事をよこさなかった。
世間とは反対に真実を知る力を持つ者の中では、アスランの名を出したほうが信用を得られた。もちろん死んでしまったことで美化された事もあるのだろうが、ラクスの知り合いというよりもアスランの知り合いといったほうが事実として話の進み具合は格段に速かった。
政府が手配したホテルを勝手に抜け出し、イザークの私邸があるこのプラントに来て、二人は改めて、ジュールという名がどれだけの力があるのか実感した。
「だけどイザーク・ジュールの家って言っただけでつくとはな」
ジュール家はオーブのアスハと同様、プラントでは由緒ある家だが、新興国家のプラントの家柄と昔からの歴史があるオーブのそれとは格が違うとカガリは見下していた気持ちがあった。
その気持ちはジュールの当主の住む屋敷を目の前に吹っ飛んでしまった。。
自然の風景を大切にしたいのかセキュリティもそんなに硬くなく、簡単に門の前についてしまったカガリは目の前にそびえ立つ門を見ながらキラに言う。
「うん。ラクスの家も驚くほど大きかったけど……」
アレは、もう城で家とはいえなかったけどねと続けながら、キラはコンタクトを取るべくインターホンに手を伸ばした。
最初主人の不在と取り付く島もなかったのだが、いったん何か向こうで揉めたようにインターホンが途切れると、うって変わって恭しい対応になった。
タクシーを返してしまい、門から随分と距離があるエントランスまで歩いていくというとジュールの車が門まで迎えにまで来た。
「何があったんだろうね」
「私にきくな。だが、どうやらあの対応に出た執事より“上”がこの屋敷に入るみたいだな」
応接室に通されて、いったんメイドたちがお茶を準備して下がると、カガリとキラは誰もいないのに思わず内緒話のようにひそひそと話し始めた。
「“上”って?」
上流階級の生活にはまったく縁のないキラが、カガリにさらに聞く。
カガリはさすがにアスハの屋敷で生活していただけあって、大きな屋敷の機微にキラよりも聡い。
「大体は私たちの応対をしてくれたあの執事が主人不在時の権限を持ってるんだが、主人クラスの人間がいるってことだ。婚約者か何かが偶然来ているのかもしれない」
「なんで婚約者ってわかるの?」
「勘だ」
由緒ある家に婚約は付き物だ。
途中で対応が変わったところを見ると、まだその人物は家の権限を持っておらず、偶然自分たちのことを知って、いずれ女主人となる自分の言うことが聞けないのかとかいったというのがカガリの読みだ。
「でも、その人のおかげで助かったね」
のんきにそう言ってお茶に手をつけるキラに呆れながら、自分もずいぶん喉が渇いているのを思い出し、紅茶に手を伸ばした。


余力があれば続きます。
posted by 有希のたわごと at 13:16Comment(0)TrackBack(0)

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